2021 Spring Summer

"bloom"

花が咲く
暇な日も、忙しい日も
病気のときも、忘れていても

子供が生まれても
大人になっても

たまに摘んでも
当たり前のように
いつも

満開に咲く花、庭の隅で人知れず咲く花、毎年同じ季節に、同じ場所で咲く花。目まぐるしく変わる日々の中で、変わらない美しさに触れる事が前向きな力を与えてくれました。春、そして夏が訪れ、新しい季節を明るい気持ちで過ごせるように、2021年春はペールトーンや華やかなカラーパレットで新作のテキスタイルを制作しました。また初夏には自然そのものの色、茶綿の素材の新作や、藍•泥染など天然染めの新作が入ります。爽やかな春夏のコーディネートを楽しんで頂ければと思います。

New Textiles

petal

花弁を意味する「petal」は虫眼鏡で花弁を見たときの記憶から繊細な毛羽と光沢を思い出してデザインしました。光が透ける柔らかな触感をイメージし、細番手のコットンで軽やかに仕上げました。白い花を意味する色の[alba]や、「mint green」など野山や庭に咲く花やハーブを思わせる優しく繊細な色、土や砂を思わせるカラーを先染めの奥行きのあるシャンブレーで表現しています。

bloom

群生して咲く小さな花のイメージを、連続した繊細な柄のコットン100%のジャガードニットで制作しました。ウールのニットに比べてコットンは細やかな柄表現ができるため、上品な印象のニットになっています。サラリとしたタッチの強撚糸が肌に触れる側に使われていて、春~夏、秋口にもとても心地よいニットです。

incense

香のかおり を意味するテキスタイル「incense」は山で育った野蚕(やさん)シルクを使ったコットンシルクのテキスタイルです。一般的に屋内で育てられるシルクに比べ、張りこしが強く、繊維の太さにも野性味を感じさせるムラがあります。糸が持つ表情が生地に柄とも言えない独特の模様を作り出し、どこからともなく漂う香りを写し取った様な陰影が現れています。