Rei Uchiyama

自然が作る形に魅せられて出来た"カッティングボード"
作者である内山玲さんにインタビューをしました。

滋賀のアトリエの事を教えて下さい。

高校を卒業してすぐに飛騨の木工職人を育成する学校へ入り、卒業後は友人と廃墟を改装しアトリエとして使っていましたが、10年前くらいにここ滋賀で電電公社の廃墟を見つけて、移り住みました。
たまたま見つけて気に入ったので近隣の方に持ち主を聞いて回ったところ、昭和11年に建てられた電電公社の建物だと分かりました。35,6年放置されていたので、層になるくらいの土埃。夫婦でゆっくり時間をかけ、改装しながら暮らしています。

カッティングボードを作り出したきっかけは何ですか?

子育てがひと段落した時、また自分の作品を作り始めようと思ったのですが、なるべくシンプルなもので始めたくて。
アトリエの改装に使って余った栗の床材でカッティングボードを作ったのが始まりです。他の木でも作ってみたのですが、経年変化の雰囲気が一番良かったので、今は栗の木だけを使用しています。
木材はなるべく無駄にしたくないという思いがあり、端材は薪ストーブの燃料として使っています。キズや節もその木の個性なので楽しんでもらいたいという思いがあり、なるべくそのまま使っています。

作品のインスピレーションを教えて下さい。

元々海辺で石などを拾い集めるのが趣味だったのですが、角の取れた石の形が大好きでした。それと使い古された昔のピザピールも、海の石と同じように自然と角が取れて丸みを帯びている姿が素敵で格好いいな、と思っていました。

時間の経過と共に自然と作り出された、柔らかい曲線。
長い時間をかけて磨かれて、当たり前のようにそこに存在する石のように、独特でいて、普遍的なシルエットは場所を選ばずどんなキッチンや食器棚にもすっと馴染んでくれます。

付属している袋の使い道を教えて下さい。

私は旅行の時にホテルで子供たちにリンゴを切る為にカッティングボードを持っていくので、袋があると便利です。あとはアウトドアの時など。
他のものを入れたり布巾代わりに使用してもいいですね。

今後、何をつくっていきたいですか?

今は家具などを作っていますが、何かに影響を受けてその時の気持ちによって変わるかもしれません。

最後に滋賀のおすすめを教えて下さい。

余呉湖がおすすめです。田舎ですけど静かで素敵な場所です。いつか遊びに来てください。

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Rei Uchiyama カッティングボード