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SATOSHI SASAKI 作家の佐々木さんのアトリエへ

佐々木さんの石への関心は幼少期、アメリカ合衆国に住んでいた時に訪れたヨセミテ国立公園で拾った小さな水晶を好きになったことから、という佐々木さん。石だけにとどまらず、化石や貝、サンゴ、昆虫標本など様々な蒐集物があるアトリエは、少年の宝箱をひっくり返したような空間。

引き出し一杯に沢山の原石が詰まっています。中には佐々木さんが山や川で拾った石も。どれも自然が作り出した芸術品です。

様々な材料が収められたアトリエの棚

SATOSHI SASAKI ジュエリーが出来るまで

丁度hatsutokiのオーダーを作るところだったので実際にリングを作っているところを見ささせて頂きました。ジュエリーづくりは細かく、素早く正確に行わなくてはいけない作業ばかり。集中して夜中まで作業することもあるとか。

silver925の板を火で炙り柔らかくしてから曲げます。

端を溶接し、リングの土台を作ります。

型にはめてたたくと柔らかい金属がまた硬くなります。

溶接した状態のリングを沢山作りためているそうです。オーダーが入ったら、お客様の希望サイズに仕上げます。

天然石からジュエリーへ

原石からざっくりと形を削り出し、形を整えます。

回転盤で削って表面を整えます。

更に研磨剤を使って表面を磨き上げます。

リングと石を金のスリットで繋げます。この作業は企業秘密。とても難しく、なかなかできる人がいないそうです。

出来上がったSATOSHI SASAKIのジュエリーたちは、hatsutoki倉庫に集められ、丁寧に梱包してお届けしています。

SATOSHI SASAKI 商品一覧

Blog posts

ネパール・インドの手編みニット[odnu]予約販売スタート

2023.9.14(木) ニットブランドodnuの2023秋冬シーズン予約がスタートします。 インド・ネパールの女性によって手編みされたodnuのニット。 1枚を編むのに1人のニッターさんで約2週間ほどかかるため、入荷数はごく少量で昨年は早々に完売となってしまいました。今年も数量限定となりますので、昨年狙っていた方はぜひ今年はぜひ早めにご予約ください。 予約分の発送は10月中旬〜後半を予定しております。納品が遅れる可能性も多々ありますので、のんびりとお待ちいただける方のみご予約いただければ幸いです。 *ご予約分が完売した場合、再販予定はございません。   [new] △odnu / カウチンセーター(ホワイト) △odnu / カウチンセーター(ブラック) 肌寒くなる秋口からサッと羽織れ、冬はアウター代わりにもご使用いただけるしっかりとした厚さのカウチンセーター。身幅は大きめでゆったり着られるワンサイズ。袖口はキュッとしまった長めのリブ、シルエットがコロンと可愛いデザインです。   [new] △odnu / ミックスカラーセーター(グレー) △odnu / ミックスカラーセーター(ブラック) 太めのウール繊維をGillbox(ギルボックス)というネパール独特の紡績方法で甘撚りの糸に仕上げ、同じくネパールで紡績したメリノウールを一緒に編んでいます。柔らかくてとても暖かいのが特徴。 シンプルながらシルエットがコロンと可愛いセーターです。 △odnu / バルキーヤーンセーター(ホワイト) △odnu /...

[にしこはりこ] 作家の中西洋子さんにインタビュー

「にしこはりこ」は、昔から名もなき作家たちによって作り続けられてきた郷土玩具の「張子」を、現代的なモチーフや作家さん自身のエッセンスを加えアップデートした作品。どこか親しみがあり、作家の手の跡が感じられる形、気の抜けた表情、ゆらゆら揺れる仕掛け。見た人の顔が思わずほころぶ、愛しさあふれる作品たちがどのように生み出されているのか、作家の中西洋子さんに伺いました。 1.張子を作り出したきっかけと、なぜ張子だったのか教えてください。 メキシコの玩具職人のグメルシンド・エスパーニャさんの作品展をみたのがきっかけでした。 彼の作品は張子ではないのですが、木材などを使って素朴な仕組みでユニークな動きをするカラフルで楽しいおもちゃがたくさん展示されていて、とてもワクワクしました。 彼がインタビューの中で「動くおもちゃを作っているから、近所の子供たちに魔法使いと思われてる」と話していたのが印象的で、私も動く作品を作って魔法使いになりたいなと思いました。学生時代に張子の技法でお面を制作したことがあったので、少し作り方を知っていたのと、郷土玩具の「赤べこ」などのゆらゆらする動きも好きだったので、同じ仕組みでいろいろ動く張子を作ってみることにしました。 張子は大掛かりな工具や機材など特に必要なく、家で制作できるので始めやすかったのもあります。 △グメルシンド・エスパーニャさんの砂で動くからくり玩具 2.張子のインスピレーション源はどこから来ていますか? わたしの張子は基本的にはどこか揺れる作品が多いので、日常のなかでの動作や目にした印象的なシーン、映画や動画などの人や動物などの動きから発想したりしています。絵付けは昔の郷土玩具や、海外の民芸品などの線の描き方や表情などみて参考にしています。 △中西さんが集めている郷土玩具や、海外の民芸品の一部3.張子を伝統的な手法で作るのはなぜですか?伝統的な郷土玩具の張子の風合いが好きなので、最初は独学でつくっていましたが、仲の良い張子作家さんに胡粉かけ(表面の白いコーティング)などを教わったりして、今の伝統的な作り方でつくれるようになりました。△胡粉かけの様子張子用の紙は埼玉の細川紙の工房『手漉き和紙たにの』さんに頼んで、使いやすい厚みや硬さのオリジナルの張子紙をつくっていただいて制作しています。△オリジナルの手漉き和紙張子は手作業で紙を貼り重ねてつくっているので、同じ型をつかっていても、同じ形にならない、ゆらぎがあるのも魅力の一つだと思っています。 4.張子を作っている時はどんなことを考えていますか?スケッチを描かずに型にする粘土の形成からすることも多いので、動き方やモチーフのポージングなど思い浮かべながら、粘土をこねて形を色々探っています。 形はきれいに作りすぎずに、少し手癖がついていたり、愛嬌のある形を目指してつくっています。 △色を付ける前の張子たち 5.これからどのようなものづくりをしていきたいですか? みた人が思わず笑顔になるような作品を作っていきたいとおもっています。 張子作品はもちろん、他の技法やアプローチ方法でもワクワクするような作品をつくっていきたいです。△色を付ける前の張子たちお話を聞いて、ゆるっとした作風でありながら伝統的な手法を取り入れ、手漉き和紙をオリジナルで作るなどこだわりの詰まった張り子たちが余計愛おしく感じられました。にしこはりこのInstagramにも沢山のアイデアがあり、見ているだけで楽しくなります。 中西さんご本人もふわっとした雰囲気が作品に似ていて、魔法使いというより妖精になれそうです。これからも楽しい作品を楽しみにしています。 中西さん、ありがとうございました。△にしこはりこ/張り子(人参喰い卯)△にしこはりこ/張り子(親子卯)

SATOSHI SASAKI アトリエ訪問

天然石のジュエリーブランドSATOSHI SASAKIの作家佐々木さんのアトリエ訪問。そこは少年の宝箱のような場所でした。

[odnu] デザイナー佐藤さんにインタビュー

△odnu / アランベスト(ホワイト) △odnu / アランベスト(ブラック)   「シンプルな手編みの日常着」 インド、ネパールの手編みニットを中心に展開するブランド[odnu(オドゥヌ )] デザイナーの佐藤さんに5つの質問をしました。   ブランドのはじまりときっかけを教えて下さい。 前職で何度かネパールを訪れ、現地の原始的なものづくりにとても魅力を感じました。ネパールには手編みの文化があり生産できることを知っていたので、この国で好きな手編み物が作れたらいいなぁと思ったのがブランドを始めるきっかけとなりました。   インドやネパールの職人さんとの物作りはどんなところが魅力ですか? 日本人の私には出せない雰囲気を出せるところが魅力です。硬くなくのんびりした感じが作るモノにもあらわれています。インドの職人さんたちは仕事だけど楽しんで作ってくれているところも魅力の一つです。   △odnu / メリノソックス(ホワイト) 商品デザインのインスピレーション元やこだわりはありますか? シンプルで他の服に合わせやすく、手編みだけど気軽に着れることを大切にデザインしています。   なぜ今あえて手仕事でモノを作るのでしょうか? 手編みには機械では出せない凹凸感があり、そして自由にデザインできるところが私の性格には合っている気がして。あとはこの技術を絶やしたくないという気持ちもあります。手編みのセーターは1枚編むのに2週間ほどかかってしまいます。かなり効率の悪い生産方法のため、工場がどんどん減少しているのが現状です。しかし2本の棒だけで洋服が作れる技術ってすごいと思うんです。この技術が継続できるようすごく微力ですが貢献できたらと思っています。   △odnu / バルキーヤーンセーター(ブラック)...