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STYLE SAMPLE

#017 / shadow ノースリーブワンピース

海開きの知らせが耳に入るようになり、夏の始まりにそわそわしてしまいます。hatsutokiから、夏の装いの提案です。ふわりとさらっとしたワンピースと、万能なブラウスをご紹介します。[shadow]シリーズのテキスタイルを使用した、ノースリーブのワンピース。どこか懐かしく、自然を感じるようなテキスタイルは、木々が青々と茂り、まぶしい光が差す夏によく合います。ボリューム感のあるシルエットですが、細番手の上質なコットンを使用しているので、びっくりするような軽やかさ。蒸し暑い夏に最適です。△shadow ノースリーブワンピース(エメラルド)サイズ0△petal ノーカラーブラウス(アルバ)サイズ0   上品なスクエアネックと女性らしい深めのVネック。どちらを前にしても着て頂ける2way仕様。気分や、その日の着ていく場所によって変化をつけてお楽しみいただけます。 水面を吹き抜ける風をイメージさせるような深みのある色の交わりや陰影の美しいテキスタイルです。着心地のよさと、特別な一枚と言える上品さが両立したワンピース。     脇下にゴムが入っているので、簡単に着脱できます。マタニティウェアやリラックスウェアとしてもお使いいただけます。   合わせたブラウスは、すっきりとしたノーカラーで、カーディガンのような感覚でさっと羽織れます。この時期、カーディガンでは暑いけど、エアコンの風よけ・日よけはしたい...という方におすすめです。細番手の薄手コットンを2重に仕立てており、裾や首周り、フロントにステッチを出さないことでミニマムにデザインしています。 金色のボタンを留めてブラウスとして着る季節も待ち遠しい。ボトムはふんわりとしたスカートや、スラックス、デニムにも合いそう。手持ちのものとの組み合わせに想像が膨らみます。ワンピースもブラウスもいろいろな着方ができるようにデザインしました。シンプルで着回しの効くカジュアルなアイテムを、夏のワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。 →水面のゆらぎの様な影織テキスタイル [shadow]特集ページ

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#016 / pottery ユニセックスシャツ、ユニセックスパンツ

[pottery]シリーズは、土や、土から陶器が練り上げられていくイメージをもとに生まれました。密度のある綿のタテ糸にコットンラミーのヨコ糸を織り込み、光沢感があり程よいハリ感が出る生地です。ラミー(麻の一種)が入ることで、織り目の不規則なネップが生地にリズムをもたせます。素朴さを残しつつもどこか上品なテキスタイルです。ラミーは、日本を含むアジア圏で重宝されてきた麻素材。 独特のコシがあり、やわらかなリネンとは少し異なる表情を持っています。吸湿速乾の性質を持つラミーは、汗ばむ夏でも涼しく快適に過ごすことが出来ます。 芯のある、夏らしく肌離れの良いテキスタイル。陶芸家や画家の着るシャツをイメージし、2つのシルエットに仕立てています。レディースワンサイズ(サイズ1):ショート丈ですっきりとしたサイズ感。メンズワンサイズ(サイズ2):ビックシルエットで緩めに着用できます。女性がオーバーサイズで着るのもおすすめです。 △potteryユニセックスシャツ(ソイル)サイズ1△potteryユニセックスパンツ(クレイ)サイズ1   シャツのイメージを決める襟元は、個性を残しながらもきちんとした印象に。ほどよいツヤとハリのある生地の良さが楽しめるシャツです。 △potteryユニセックスシャツ(ソイル)サイズ2△potteryユニセックスパンツ(クレイ)サイズ2   同素材のパンツは、カラーで印象がぐっと変わるのが楽しい。なりたい雰囲気や着たいシーンに合わせてお選びいただけます。 △fog ノースリーブブラウス(スモークイエロー)サイズ0△potteryユニセックスパンツ(ソイル)サイズ1[pottery]シリーズは、きちんとアイロンをあてて着るのはもちろん、洗いざらしでナチュラルなシワを楽しむのもおすすめ。 セットアップで着れば、暑い日にもきちんとした印象を与えることが出来そうです。 →土や陶器からインスピレーションを受けて[pottery] 特集ページ

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#015 / fog 晴雨兼用傘

△fog 晴雨兼用傘(ネイビー) 西脇では、季節によって朝に霧がかかります。街中に霧が掛かり柔らかい朝日が水の粒に反射して光る幻想的な光景は、毎日通っている道も全く違う景色になります。 [fog]と名付けたこテキスタイルはそんな霧の風景をイメージして生まれました。 △fog 晴雨兼用傘(ピンク) △fog サマーデイドレス(ジンジャーブルー) 何色もの糸が混ざり合い、夕焼けの空のような複雑なピンク色を作ります。 △fog 晴雨兼用傘 (ベージュ) △コットンリネン テーチ染パネルワンピース(テーチ) 「ベージュ」と一言で呼ぶにはあまりに複雑で綺麗な色。 ジンジャーカラーのタテ糸にくすんだブルーの糸を織り込み、光を受ける角度によって変わる様々な表情をお楽しみいただけます。 △fog 晴雨兼用傘(スモークイエロー) スモークイエローもまた、単純なイエローではありません。 グレーとピンクの混ざったコットン糸と、彩度の高いイエローの糸を交互に打ち込むことで、少しくすんだスモーキーな色に仕上がりました。 △工房えらむ/手彫りのハンドル 全ての傘はハンドルカスタムができます。 森の中の工房で作家さんが1点ずつ手彫りhatsutokiのためだけに手彫りしてくださった、スペシャルなハンドル。 他では見つけられない、自分だけの特別な日傘をお作りします。

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#014 / shadow ティーブラウス

風が湖面を揺らし、月明かりが山を照らす。ひんやりと感じる空気が、肌に触れるようなシーン。この生地をまとう感覚は、涼む感覚に近いかもしれません。不思議な色の奥行きと連続したパターンが”影”のように浮かび上がる[shadow]シリーズを、私達は影織と呼んでいます。 shadow ティーブラウスは、上品でいて日常にもしっくり馴染むブラウス。首元のリブや主張しすぎないギャザーが、カジュアルとよそゆきの、いい塩梅。さらっと風を取り入れるシルエットと、影織の涼しげな表情を持つ生地。夏の装いにぴったりな一枚です。 △shadow ティーブラウス(エメラルド)サイズ0△kitchen ユニセックスパンツ(ブラウン)サイズ1 影織は、特殊な装置でヨコ糸に「ゆらぎ」を与えることで、織物の目の詰まった部分、粗い部分が生まれ、その「粗密の差」で柄を表現しています。細番手の上質なコットンを使用し、先染めした何色もの糸が独特の輝きを放つ。離れて見ても、近くでじっと見ても。ゆらぎという小さなインパクトが、色々な表情をもたらします。 重みのあるネイビーは、光が当たるとエメラルドとは違う温度に。暑い時期に重みのある色味を着たい時は、軽やかな生地で取り入れるとバランスが整います。 年々暑さが増す夏が、楽しみになるようなアイテム。やわらかな印象のブラウスは、パンツと合わせて。ゆるすぎず、少し緊張感のあるイメージが夏に映えそうです。 △shadow ティーブラウス(ネイビー)サイズ0△glass scape イージーカーブパンツ(クラウディ)サイズ0     →水面のゆらぎの様な影織テキスタイル [shadow]特集ページ

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#013 / grandma デイドレス(ウッド)

△grandma デイドレス(ウッド) △cottonsilk スカーフ(ベージュ) 普段にも、お出かけの装いにも使え、毎日使えるという意味でデイドレスと名付けました。 裾にむけて少しカーブしたコクーンシルエット。 袖口のカフスボタンは2wayで表裏に付いていて、カフスを折り返しても留められるようになっています。 私のように何を着ても袖が長くなってしまう方は、こうやって袖を折って着るのも可愛いですよ。 よく見ると様々な色が混ざり合うテキスタイル。 深めに開いたVネックが女性らしい印象ですが、セクシーになりすぎないデザインなのが気に入っています。 背中にはゴールドの釦が斜めについています。 第一釦の横に隠しスナップボタンが付いていて、着脱は思ったより簡単です。 かぶりなので少しきついと感じる方は脇にあるファスナーを開けると着脱がより楽になります。 本当にこの時期は毎日着られて、古くならない生地[grandma]。 hatsutokiデザインチームのふたりは今30代前半なのですが、私たちがおじいちゃんおばあちゃんになっても素敵だと思える服を作っています。 だからhatsutokiには幅広い年齢層のファンの方がいらっしゃって、服を長く大切に着られているお客様にお会いすることが多く、それはとても誇らしいことです。 私たちの服もお客様のクローゼットに迎え入れられ、もしかしたらその方のお子さんやお孫さんにも受け継がれていくかもしれない…と想像を膨らませながらデザインしています。 時代がたっても輝きを放つもの、確かなものづくりをつなげたいという思いで。 ------ モデル身長 153cm

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#012 / grandma ユニセックスシャツジャケット

  ヨーロッパ産の上質なリネンと、撚りを多めに掛けたタフなウールの糸を織り込んだ表情のあるテキスタイル。3シーズン使用できるとても汎用性の高いアイテムに仕上がりました。 シャツジャケットは緩めのボックスシルエット。中に少し厚手のハイネックニットなどを合わせても良いですし、ボタンを締めてシャツのように着れば、上にオーバーコートを羽織っても良いと思います。 △grandma ユニセックスシャツジャケット(ウッド) △grandma ユニセックスパンツ(ブラック) 着用しているカラー[ウッド]の拡大画像。複雑な糸使いがよく見るとわかります。グレーのウールとレンガ色のリネン、アンバー(琥珀色)のコットンの3色使いの贅沢なテキスタイル。美しいシャンブレー。 ボタンは、マットな質感、深いブラウンが美しい「ペンシェル(ペン貝)」と呼ばれる貝ボタン。水牛ボタンより軽やかで、白い貝ボタン(高瀬貝)やナットボタンより、シックなイメージがあり気に入っています。冬のライトアウターやシャツにhatsutokiでは良く採用しています。  色違いのセットアップでの着用もおすすめ。普段、基本ラフな格好なのですが、商談のときや、展示会に立つときなど少しオフィシャルな場ではとても重宝して着用しています。 デイリーに使ってほしいと思い、開発当初から、丈夫さをかなり意識してテキスタイルの設計をしています。洗ってもへたらず、擦れやすい部分も全く毛玉にもならず、  生地をデザインした本人(私です)もびっくりしています。 ------ モデル身長 173cm

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#011 / odnu バルキーヤーンセーター

△odnu / バルキーヤーンセーター(ホワイト) △alps カーブパンツ(セージ) インド、ネパールで手編みされた日常着を展開する[odnu]のお取り扱いがスタートしました。 インドの女性たちが手編みしたバルキーヤーンのセーター。 リブと身頃で違う2種類の糸を使用しています。   △odnu / バルキーヤーンセーター(ブラック) △alps テーパードパンツ(エクリュグレー) 直接肌に触れるリブは肌触りの良いメリノウールを、ボディは甘撚りで弾力のあるドネガルヤーンを2本合わせて編み上げました。ドネガルヤーンとはアイルランドのドネガル地方で作られるセーター用の糸です。 2本撚り合わせた糸を使用しすることで空気をたっぷり含み、とても温かいです。 メンズライクなシルエット。ヴィンテージの手編みセーターのような、ざっくりした雰囲気が魅力的です。 意外とチクチクしなかったのですが、気になる方は中にシルクハイネックのインナーを。   パンツと合わせてメンズライクに。    △grandma スカート(ウッド) △NISHIGUCHI KUTSUSHITA/リネンリブソックス(Sサイズ) △chausser / TRAVEL SHOES ローカットスニーカー(ホワイトブラック)...

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#010 / sally w-face ユニセックスシャツ

  季節の変わり目に、活躍してくれるジャケットとシャツの中間的なデザイン。オーガニックコットン100%で、程よく厚みのある素材で品のある表情です。  全体で茶系、暖色トーンのスタイリングであれば、どんな服でも合わせやすいかと思います。それか反対色のブルー系統(ネイビーやサックス、ピーコックなど)差し色にしても良いと思います。 △琥珀 カシミヤストール(ブルーブラウン)△sally w-face ユニセックスシャツ(フォックス)サイズ2△kitchen ユニセックスパンツ(ブラウン)サイズ2   [sally] シリーズは茶綿と呼ばれる、天然でブラウンの色の付いた綿花を原料にしたシリーズ。コットンは、アメリカで茶綿のオーガニックコットンを栽培する サリーフォックスさんが育てた原料を使用しています。 アメリカの生物学者サリーフォックスさんは偶然出会った茶色の綿に感銘を受け、長年に渡る研究と品種改良の末”綿”そのものにブラウンの色がついた、茶綿品種「FOX B( ブラウン )」を開発しました。茶綿は、元来存在していましたが、機械化された紡績で糸が引けるほどの繊維長を持った品種はありませんでした。私たちがわざわざ手を加えて染めずとも美しい、自然の色そのものの美を思い出させてくれる素朴でいて大変美しい素材です。    △sally w-face ユニセックスシャツ(エクリュ)サイズ2 エクリュは、未晒しのコットンならではの優しい白。ポツポツとランダムに入る自然のネップの表情がとても好きです。 このシャツは2サイズ展開で、1はレディース、2はメンズとしていますが、2サイズLサイズくらいを想定しています。 ボタンには、ナットボタンと呼ばれるヤシの木を原料にしたボタンで、こちらも染色していないそのままの色のものを採用しました。   ------ モデル身長 173cm

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#008 / パネルチェックストール

*パネルチェックストール(ブルー) Lサイズ ふっくらとしたボリューム。インテリアファブリックのスケール感のインスピレーションでデザインした大きなリピートのチェック柄。特に大判のLサイズはスローケットとして、ソファや、ベッドでお部屋でお使い頂くのもおすすめです。 *パネルチェックストール(ブルー) size S Sサイズは、スッキリと首元に巻けるストールサイズです。ワイドパンツに、スッキリとしたニットトップス。首元にボリュームをもたせるスタイリングはバランスが取りやすくおすすめです。*sally w-face フィールドパンツ(エクリュ) size 1*ニットトップスは11月頃~販売開始予定のものです     *パネルチェックストール(ホワイト) size S    *パネルチェックストール(ホワイト) size L Lサイズを広げてみるとやはりかなり大判です。黒にも、白にも、ブラウン、グリーン系などにも、インテリアに合いやすい配色ですので、部屋にかかっているだけでも素敵だと思います。 *パネルチェックストール(イエロー) size S ぱっと明るい印象のイエロー。少しマスタードよりの落ち着いたトーン。木の壁の空間にピッタリで、とても撮影が楽しかったです。 ----モデル身長:153cm

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#007 / w-face ロングティーブラウス(ネイビー)

Tシャツのようなリラックス感をブラウスのデザインに取り入れたティーブラウス。シンプルで普遍的な美しさを際立たせ誰しもが着やすく似合うデザインを追求しました。気張らずに、日常の中にこそ心地よい上質な素材を取り入れて見て下さい。 *w-face ロングティーブラウス(ネイビー) *kitchen ユニセックスパンツ(アンバー) *cottonsilk スカーフ(ベージュ) →w-face シリーズ全商品一覧     hatsutoki定番のw-faceは超長綿の細番手という大変扱いの難しい綿を使用し、甘く織り上げます。生産工程の難しい「甘織り」はB品のリスクもあり通常の大手ブランドでは避けられがちなので、市場にはなかなか出回らない柔らかさ。 定番となってからも自然物である綿花のクオリティによりうまく織れなかったりと苦労をした末に今のクオリティに落ち着きました。 このクオリティを維持するために織りの職人、加工の職人、縫製の職人、仕上げの職人も年々技術をアップデートしています。播州織の生地商社だからこそできる究極のクオリティです。 ----モデル身長:153cm

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#006 / twill キモノスリーブトップス(藍)

  hatsutoki定番の[twill]を東京の藍染工房「壺草苑」で染め上げました。 twillには「超長綿」と呼ばれるとても長い繊維の綿品種を使用しています。超細番手の繊細な糸を優しく織り上げ、丁寧に毛羽を焼き切る加工を施します。するとつるつるでとろける様な肌触りに。 袖を通した方は皆さま一様に「軽くて気持ちいい、着ていないみたい!」と驚かれます。是非お試しいただきたい自信作です。 *twill キモノスリーブトップス(藍) *kitchen ユニセックスパンツ(ブラウン) *SATOSHI SASAKI フックピアス (ラピスラズリ) →twillシリーズ全商品一覧   肩と袖口に付いているのは水牛の角で作られたコロンと可愛い釦。シンプルなトップスのアクセントに。 繊細なtwill生地を製品ごと藍染めしたことにより、カジュアルながら高級感のある表情になりました。洗いざらし感はあえてそのままにし軽くスチームで仕上げることで、どこか懐かしさのある古着のような雰囲気を出しました。   大きな弧を描くヨーク、華奢なタックなど他にもこだわりの詰まったディーテールが。軽い素材は普通の仕様では安っぽく見えてしまいがちなので、ディテールや縫製にはとても気を使ってデザインしています。 シンプルだけど他には無いディテール、シルエット。良い違和感や、親しみ、愛おしさを感じる様なデザインを大切にしています。   ----モデル身長:153cm

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#005 / little garden ユニセックスシャツ

このシャツの生地・little gardenシリーズは、特に西脇の技術と知恵が詰まっていて、今回は特に生地の事を深く掘り下げて見ようと思います。 まず、シャツとして、しっかりとした芯をもたせつつ、でもワイシャツみたいにはならないように柔らかさも感じられるクオリティ。 タテ糸に120番双糸という比較的細い糸を2本撚り合わせたものを高密度に使っています。僕は双糸を使うときは、しゃんと、芯をもたせるとき、単糸を使うときはふわりと軽さを出すとき、と使い分けていてhatsutokiでは単糸のラインナップが定番ですが、今回のシャツは双糸をベースとしました。 次に細いラインで解像度の高い柄を作っていること。織物は縦横のグリッドで柄が表現されます。デジタル画像のピクセルに近いようなイメージなのですが、細い線を出すには、解像度を上げるつまり細い糸を使うえば良いということになります。 このチェックは種明かしをすると、実は柄の部分だけ一回り細い糸を使っています。もう少し突っ込んで話すと、タテ糸とヨコ糸の密度を近づけることで、縦横の柄が均等に現れる様にしています。 このあたりのノウハウは、長年アパレルさんと、生地を作り込んで来ているノウハウの積み重なりで、派手さはありませんが、播州織産地の得意とする分野の一つだと思います。   フィニッシュに生地の表面を、ほんの少しだけ毛羽立たせて、マットで控えめな反射にしています。生地は、織り上げた後、最後に「加工」と呼ばれる工程を通ります。縮みを安定させたり、風合いを出したり、光沢を出したり、機能(撥水や、防臭などなど)を付加したり。加工によって、生地を完成させます。 この生地は、表面をほのかに毛羽立たせています。そうすることで、光沢がマットになり落ち着きます。そしてしゃりっとした感じがなくなり、振れたときのタッチもふわりとします。 シャツとして、どこか背筋が伸びるようなものであってほしい。でもワイシャツのようなシャリ感、光沢は消したかったので、双糸を使い芯を作りつつ、表面をふわりとさせました。   シルエットは、ボックス型。品のよい生地で、力の抜けたシャツにしています。サイズは4を着ています。ゆったりしたシルエットのLサイズ、というイメージで。3だとがジャストですが、ゆるく着るのが好きなので4を選びました。 色は、グレーとフィグブラウン。霧がかかったような、淡いトーンの配色。グレイッシュなカラーは、どんな服にも合わせやすくて、着回しが効きます。フィグブラウンも、ピンク味がかった一見個性的な色味でなのですが、彩度を落としているので、不思議とどんな色のボトムとも合います。そ僕自身、基本どのボトムとどのシャツをあわせてもスタイリングが成り立つように服を持ちたいという手抜き派なので笑 の中でも特にブラウン系の暖色とは相性良さそうです。     [little garden] という生地の名前は、秋の庭の枯れ姿の美しい景色のインスピレーションから生まれたイメージです。霜が降りて朝日で白くキラキラと光る景色。乾いた草、枝の繊細なラインを柄のイメージに落とし込んでデザインしました。   ------ モデル身長 173cm着用アイテム *little garden ユニセックスシャツ(グレー)size4 *little garden ユニセックスシャツ(フィグブラウン)size4...

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#004 / w-face ストール(ブラス)

繊細なテキスタイルのコットンストールは、いつの間にかブランドを代表するアイテムとして定着しました。このストールは髪の毛程細いコットンの糸を、多色に染めて織り上げます。一見無地に見えるのですが、見る角度、光によって色が変わる奥行きのある表情が特徴です。 少しずつ色も増えてきて、今季の新色は古びた真鍮のような色味の[brass]です。 写真は生地をマクロ撮影してみたものです。フリンジの部分を見ると、生地に何色が使われているかがわかるのですが、[brass]カラーには3色に染めた色糸が入っています。 ジンジャー、ワインレッド、ピーコックグリーンの混色により、色を出しています。絵の具で色を混ぜていくのと同じ原理で、糸の色の組み合わせによって、色味を作るのが、先染めならではの面白さです。     着用はサイズL(約114cm×178cm)の大判サイズですが、生地が繊細なため小さく巻くと意外とスッキリと収まります。 広げて羽織るように着ることも出来ますし大判のストールは用途が広がります。テラコッタのワンピースと、暖色系のトーンで合わせたスタイリングは秋らしくてちょうどこれからの季節におすすめです。 ちなみに、このワンピースも同じ細番手の糸を使用したもですが、ストール用とは生地が違い、糸の密度を上げて服用に開発しています。w-face シリーズはコットンならではの素朴さと、繊細さが感じられるhatsutokiを代表するテキスタイル。生地の開発の背景などもコラムで紹介していますので、是非あわせて御覧ください。 →[w-face]hatsutokiの定番ができるまで   --------着用モデル身長 153cm *w-face ストール(ブラス)*w-face ワンピース(テラコッタ)*satoshi sasaki フックピアス(ラピスラズリ)*chausser / TRAVEL SHOES ローカットスニーカー(ホワイトブラック)  

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#003 / little garden エプロンワンピース

庭の冬景色の美しさをテキスタイルに落とし込んだ[little garden]高密度ツイルに微起毛をかけ、光が反射しないマットな質感と、ふわりとして心地よい質感に仕上げています。程よい重みがあり落ち感がとても綺麗です。 *little garden エプロンワンピース(フィグブラウン) *SATOSHI SASAKI フックピアス (ラピスラズリ)   エプロンワンピースは普段着にはもちろん、家庭菜園や庭仕事、家の作業にも。 共布のサッシュベルトバッグをつければ作家のアトリエ製作や、もてなしとワークを兼ねた、花屋、パン屋、美容師、お菓子屋、ゲストハウスでのユニフォームとしてもおすすめです。   *little garden サッシュベルトバッグ(フィグブラウン) 前後どちらを前にしても着られる2way 仕様です。紐が後ろで交差するように着用して下さい。 *SATOSHI SASAKI ネックレス(フローライトクリア)   レイヤードするアイテムにより1年中着て頂ける万能アイテム。ざっくりとかぶって着られる気軽さも -----モデル身長 153cm  

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#002 / w-face ユニセックスシャツ(テラコッタ)

hatsutokiの定番テキスタイル[w-face]シリーズのユニセックスシャツ。テラコッタの色目と生地の軽さ、しなやかさがメンズでは新鮮で良い感じの違和感、力の抜けた空気を醸し出します。袖を通すと軽さにびっくりします。メンズではあまり無い生地感なので、初めて着るような感覚になると思います。  *w-face ユニセックスシャツ(テラコッタ) size 2*grandma ユニセックスパンツ size 3 シャツのsize 2はユニセックス対応のサイズ感で、男性のLくらいのボリュームかと思います。着用感(身長は173cm)はゆったり目でした。 パンツはgrandma ユニセックスパンツ、古着のようなウール×リネンのテキスタイル。シンプルなツータックパンツ。イージーケアで毎日履けます。製品化する前のテストで実際に僕も半年間ほど毎日の様に履いていました。想定していた以上に毛玉になりにくくて、本当に使い勝手の良いパンツです。     -----モデル身長 173cm  

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#001 / kitchen ユニセックスパンツ (アンバー)

kitchenシリーズ※のユニセックスパンツ。大きなポケットと、紐を縛るウエストがシルエットのアクセントになります。こちらはニットトップスをインした、シンプルなスタイリングで合わせました。色目は、ブラウン系で統一し、ジュエリーに反対色のブルーを使いポイントに。     *kitchen ユニセックスパンツ(アンバー) size 1 *kikkou / バングル(ブルー) *トップスは2022年11月頃発売予定です ※kitchenシリーズは「料理ともてなし」をコンセプトに開発したシリーズ。洗いざらしでも清潔感があり、機能的なディテール・汚れ防止の生地など、様々な作業に使えるシリーズです。 →kitchenシリーズ特集   同系色トーン+反対色(補色)の色の組み合わせはシンプルな考え方ですが、とても映えます。生地のデザインで柄に何色を入れようか?というときにも良く使います。 その他に僕が好きな補色系の組み合わせは緑×ピンク、黄色×紫なども良く使います。      ボリュームのあるパンツなので、短めの丈のトップスならインせずに良いバランスになります。 *pottery ユニセックスシャツ(ソイル) size 1   ----モデル身長:153cm

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